新海誠
『秒速5センチメートル』は、2007年に公開された新海誠の同名アニメーション映画を原作に、映像作家・奥山由之が監督を務めて実写映画化した、2025年製作のドラマ。 「SixTONES」の松村北斗が主人公・遠野貴樹を演じ、高畑充希、森七菜、宮﨑あおい、吉岡秀…
『秒速5センチメートル』は、2007年に公開された新海誠監督の長編アニメーション作品。『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』に続く3作目であり、"会えない"ことをテーマにした3部構成のストーリー。主題歌には山崎まさよしの「One more time, One more …
令和六年6月18日、新宿に大雨が降った。火曜日。憂鬱な気分になるが今年は違う。この雨を待ち侘びていた。雨の言の葉の庭に行ける。 雨の言の葉の庭〜Rain〜 言の葉の庭〜夏より 言の葉の庭の春、プリマヴェーラ 雪の言の葉の庭〜Snow Drop "藤棚"の言の葉の…
宮崎から岩手まで全国を縫う『すずめの戸締まり』の中でも特に重要な地が神戸である。「神の戸」であり、未曾有の大地震があった場所。本作のテーマをクリティカルに表す場所。 神戸 新神戸駅 二宮筋商店街 東京(御茶ノ水) 御茶ノ水駅(JR) 国道17号線(…
新海誠を「映画監督」と呼ぶのをはばかる理由は映像作品のレパートリーの多さ、その秀逸さにある。日本ファルコム在籍時から「映画」ではなく「映像」を創りたいと語っていた新海誠。 初期の作品には声のセリフがない。音楽はあるが、新海誠はサイレントムー…
『すずめの戸締まり』は、2022年に公開された新海誠監督の長編アニメーション映画。『君の名は。』(2016)、『天気の子』(2019)に続く新海誠の監督作であり、喪失と再生をテーマにした壮大なロードムービー。『星を追う子ども』(2011年)以来の女性を主…
『彼女と彼女の猫』は、1999年に新海誠が日本ファルコムに勤めながら自主制作した短編アニメーション。新海誠が監督・脚本・作画・美術・編集をすべて一人で手がけた、まさに「すべてが新海誠」の作品である。5分間のモノクロ映像で綴られる、猫の視点から描…
『天気の子』は、2019年に公開された新海誠監督の長編アニメーション作品。前作『君の名は。』の大ヒットを受け、次に描いたのは「世界のために誰かを犠牲にするのではなく、自分にとって本当に大切な人を選ぶ」というテーマ。 音楽は前作に続きRADWIMPSが担…
『君の名は。』は、2016年に公開された新海誠監督の長編アニメーション作品。日本国内のみならず、世界中で大ヒットを記録した。田舎に暮らす少女と東京に住む少年の身体が入れ替わるという奇跡を通じて、時間を超えた「会いたい」という想いを描く。RADWIMP…
『言の葉の庭』は、2013年に公開された新海誠監督の46分の中編作品。靴職人を志す高校生・秋月孝雄と、心に傷を抱えた女性・雪野百香里が、雨の日の新宿御苑で偶然出会い、言葉を交わしながら心を通わせていく。特に雨の描写が高く評価され、「雨の映画」と…
『星を追う子ども』は、2011年に公開された新海誠監督の長編アニメーション作品。『秒速5センチメートル』に続く4作目であり、新海誠作品の中でも冒険譚として位置づけられる。これまでの「会えない」ことをテーマとした作品とは異なり、本作では「旅」を通…
『雲のむこう、約束の場所』は、2004年に公開された新海誠の初長編アニメーション映画。前作『ほしのこえ』で注目を集めた新海が、スタッフを増やし、本格的な劇場作品として制作した。前作に続いて「遠く離れた者同士の想い」を描く。 スタッフ あらすじ 映…
『ほしのこえ』は、2002年に公開された新海誠のデビュー作。音楽の天門や声優の武藤寿美、武藤寿美、鈴木千尋など音の部分以外を新海誠がほぼ一人で制作した短編アニメーション。遠い宇宙と地球に引き裂かれた男女がメールを通じて想いを交わす物語を描く。…
桜の季節になると『秒速5センチメートル』が観たくなる。毎日、目覚ましは『想い出は遠くの日々』。3月に入るとソワソワする。作品を見ることはもちろん、舞台となった場所も訪れたい。第2章『コスモナウト』は種子島だが、そのほかは新宿から近い。 西参道…
新宿を愛する新海誠は、新宿生まれの夏目漱石と似ている。夏目漱石のデビュー作が『吾輩は猫である』、新海誠の処女作が『彼女と彼女の猫』 「のんきと見える人々も、心の底をたたいてみると、どこか悲しい音がする」 吾輩は猫であるの一節は、ありふれた日…
20年前の2002年2月2日。下北沢トリウッドで新海誠がデビューした。当時、劇場公開された唯一の映画館であり、南口商店街の路地裏に佇むわずか45席の小さな母胎。ようやく昨年から待ち望んだ『ほしのこえ』の記念上映が催された。 下北沢トリウッド 新座市 ほ…
新海誠の4作目『星を追う子ども』は、死と旅がテーマ。死はさらに大きなものの一部になることであり、人間は動物や植物の命を奪い、それを食すことで生きている。動物や植物は命を人間に捧げることで、別の大きな存在に変わる。生きる側も生を奪われる側も儚…
『君の名は。』は高校生の男女の「入れ替わり」を通して「結び」を描いた新海誠の第6作。地球に隕石が衝突することよりも、男と女が出逢う衝突のほうが大きいことを謳いあげた。 直前に制作されたZ会のCM『クロスロード』をプレリュードに様々な要素をクロス…
令和四年は6月に梅雨がなくなった。『天気の子』の公開から丸3年を迎えた7月19日は、各地を未曾有の大雨が襲った。まるで映画を再現したかのように。『天気の子』の舞台はすべて東京。これは新海誠の7作で唯一のこと。主な舞台は新宿、池袋、田端、そして神…
新宿駅の南口はストリートミュージシャンのステージ。バスタ新宿に向かう人、出てくる人。荷物を抱え、誰もが何処かに急いでいる。足を止める者は少ない。それでも路上の音楽はやまない。彼らの歌声は風の迷路に消えていく。 新海誠は映画の中で新宿の孤独を…
新海誠の第2作『雲のむこう、約束の場所』の舞台は本州最北端の東津軽郡・外ヶ浜町。令和4年に相次いだ自然現象を『天気の子』で予言していたと言える。8月3日の豪雨に見舞われた津軽半島の北端は土砂崩れにより津軽線がストップ。復旧の目処は立っておらず…