シネマの流星

映画とは魔法。どこでもドアであり、タイムマシン。映画館の暗闇はブラックホール。スクリーンの光は無数の星たち。映画より映画館のファン

アラン・ドロン

『地下室のメロディー』〜地下金庫より深い人生の穴、盗んだのは10億、失ったのは未来

『地下室のメロディー』(原題:Mélodie en sous-sol)は、1963年公開のフランス=イタリア合作の犯罪映画。監督はアンリ・ヴェルヌイユ。原作は、ジョン・トリニアンによるアメリカの小説『The Big Grab』(1960 年)。老泥棒を演じるジャン・ギャバンと、…

『太陽がいっぱい』〜アラン・ドロンが盗んだ青春、光は裁き、若さは燃える

【映画レビュー】『太陽がいっぱい』(1960)——地中海の眩しさの下、若きアラン・ドロン=リプリーが“成り代わり”の欲望と滅びへ滑り込む。美と犯罪、自由と破滅が交錯するピカレスク・サスペンス。